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ピアカウンセリングの会に参加して


ピアカウンセリングそれは大人の女性の心の秘密基地

先日、縁があって初めてピアカウンセリングの会に参加した。

 

ずっと以前カウンセラーとして、

クライエントの為に、共依存の自助グループの見学に行ったことはあったが、

今回のピアカウンセリングの会は、また自助グループとは少し違った感じがした。

 

私、以外に子育て中のママが3名おられ、

主催されている会の方2名と合わせて計6名で,

とても良い時間を過ごさせてもらった。

 

まずは簡単な自己紹介からスタート。

その後、一人持ち時間15分で自分の思いを話していくというものだった。

誕生日が早い人が最初ということで案の定、

4月生まれの私が一番最初に自己開示することになった。

 

子育て中のママがいるということで、自分が子育てをしていた頃

いろいろな問題に遭遇したことや、

それをどう乗り越えることができたかなどをありのままに話した。

 

また過去に私が心の病になり、

病院でお薬を処方されたことも隠さずに話した。

何故そのようになってしまったかの詳細は話さなかったが、

私が話せることを正直に話すことで、後の人が自分のことを

少しでも話しやすくなれば、という思いがあったのかもしれない。

 

そして、現在の夫との関係を話すことができた。

私は現在夫と2人で暮らしている。

娘も息子もそれぞれ独立して自分たちの家庭を築いている。

私たちは今年で結婚40年を迎えるが、

性格の違う者同士が一緒になったのだから、

40年経とうが意見の食い違いがあるのも仕方がない。

 

また男性脳と女性脳の違いがあるのを分かっているにもかかわらず、

私はついつい夫に共感してしてもらおうと話しをしてしまう。

案の定、夫は私の話をただ聞くだけではなく、

何かアドバイスをしたい様子で余計なことを言っくる。

 

夫に話さなければ良かったという一方で、

そのように共感してもらえないことが、もしかしたら功を奏するのかも?

という思いがふと脳裏を過ぎった。

 

それはある有名な作家が癌で妻を亡くし、

その後、自らも自死を選択したという出来事だった。

子供がいない夫婦にとって妻の存在は大きかったに違いない。

しかし、その作家は妻との関係が、無意識のうちに共依存になっていたのかも?

そうように心理カンセラーの私は思えてならない。

夫婦になっても、常に心は自律していることが健全なのである。

 

ということから、❝現在の夫との関係は今のままで良し❞と自分の心に言い聞かせている。